3種類のカードをR/C/Tの順番で見るだけ!
使用するカードは、目的別に「リラックスカード」「集中カード」「目的・目標カード」の3種類に分けられます。(図柄自体は何十・何百とあります)
カードを見ていく順番は、ロゴにもあるR/C/T(relax / concentration / target)で行います。
結果
短時間の内に的確で間違いの無い結果が得られる
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脳の
リラックス -
一時的な強度の
集中効果 -
切り替え効果
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集中持続力を
高める
ロゴマークにある「R/C/T」の
「/」には明確な意味があります
リラックスや集中はしっかりと区切って考える必要があるからです。なぜならばリラックスをしながら集中することは不可能だからです。
リラックス・集中・目的再認識の一つ一つを区切り、気持ちを切り替えるということを、R/C/Tは表しています。
R/C/Tは、この順序に従って進めなければなりません。
まずはリラックスし、スイッチを切り替え集中する。そして、目的を再認識し、さらに集中力を高める。
一つ一つ区切りながらこれらを行っていきます。
3種類のカード
リラックスカード
リラックスという言葉の意味には二つあります。
脳も体も弛緩した就寝前のリラックスと、脳は覚醒し体中に「力」がみなぎり……いわゆる緊張し過ぎている時に必要なリラックス。
ここでは当然後者の事を言い、重要な局面で心身の緊張を解きほぐします。平常心になることを願い、残像に身をゆだねます。
そうすることにより、緊張や雑念などが取り払われ心身での落ち着きを感じ始めます。
集中カード
リラックスカードで雑念と緊張を取り除いた後、今度は集中感覚を体にしみ込ませます。
集中とは「意思の力」で脳のエネルギーを一点に集め切ること。
この図柄は「集中」をテーマにデザインされ、ここ一番と言う時に自分の力を100% が出し切るように体制を整えます。
無心になりひたすら残像を追いかけます。
そうすることにより、脳のエネルギーは「一点」に集められ、驚く程クリーンな状態になります。
目的カード
左の図柄は、「良きコミュニケーションをとるためには、まず相手の気持ちを両手で包み暖める。」と言う目的カードの例です。
リラックス後に集中してクリーンになった脳で、今しなければならない目的を再確認します。
そして、その目的が達成されていくまでの過程をリアルに映像としてイメージしながら、間違いのない状況判断をします。
そのイメージが確かなものとなった時、自分の“力”を100%出し切る準備が整ったと言うことです。
無心になって思考し、行動に移りましょう。
実証済!残像メンタルトレーニングと脳波に与える影響
実際に、残像メンタルトレーニングが集中力を高めるのに効果があるか、脳波を測定して検証しました。
通常一般成人が目を閉じると、リラックスしている状態を表す脳波である「α波」が出現します。しかし、残像を見ているときに脳波を測定すると、「α波ブロッキング」と呼ばれる非常にまれな変化が現れます。
検証結果
リラックス残像を見ているときには「α波減弱波・ミッドα波」が出現し、
集中残像を見ているときには「Fmθ波」が出現するのです。(下図参照)
日常、目を開けての活動時に計測される脳波
目的対象物がなくなり、リラックスした脳波
より深くリラックスしたときに出る脳波
目的対象物により深く一点集中したときに出る脳波
このことからも、残像追跡が注意集中トレーニングに用いることが有効であることがわかるのです。
京都大学の世界最新鋭の脳磁計を使った実験データです
岡崎国立研究機構生理学研究所の佐々木和夫所長が俳優の辰巳琢郎氏を被験者にし、いろいろなアイテムの中で、どれが一番「集中波」(Fmθ波)が出るかの実験が行われました。
その結果、群を抜いて「集中残像カード」注視時に、Fmθ波が検出されました。
つまり、私たちが開発したカードが、群を抜いて効果的に集中やリラックスを呼び起こすものであるという事実が、はっきりと確認されたのです。
集中波・Fmシータ(Fmθ)波について
京都大学医学部での脳波実験。
岡崎国立共同研究機構生理学研究所、佐々木和夫所長による調査結果が1998年日経ビジネス8月号で発表される。
調査目的は「人が行うどのような行為の時に一番集中波(Fmθ波)が出るか?」
俳優辰巳琢郎氏を被験者にして公開実験実施。
実験結果は、種々アイテムの中で残像カードが一番顕著に注目のFmθ波が計測される。
残像メンタルトレーニングで現われる4つの効果
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脳の
リラックス -
一時的な強度の
集中効果 -
切り替え効果
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集中持続力を
高める
残像を見る長さを伸ばすだけで
どんな場面でも「リラックス状態」「集中力」がコントロールでき、
「目的、目標」を常に意識化できるようになります。
脳のリラックス
例えば、私たちは電話しながら車を運転したりできます。(※危険ですので止めましょう)ですがもし、電話の内容が込み入ってきて重要な要件になったら車を止めて話すなり、折り返し電話するよと言って切りますよね。残像はそのような脳の性質を利用しています。
つまり、瞼の裏に残像が見ているときは、脳がそれのみに専念しているときです。
残像を見ている間他のことは考えられない。脳の中が一時的に真っ白な状態になり、スッキリしたような感じになります。それがリラックスの状態です。
一時的な強度の集中効果
寝起きは誰でも頭に霞がかかってしまったように働きません。ただでさえ難しい文章の連続で、何度も同じ行間を行ったり来たりの繰り返しです。
そんな時、集中力を高める残像カードは絶大なる効果を発揮します。
集中図柄から呼び出される残像を2回ほど完全に消え去るまで執拗に追いかけ、見続けた後、もう一回同じ紙面に意識を向けてみましょう。
地震で飛び起きた後のように、脳は情報を欲して冴え渡っているはずです。
切り替え効果
残像に集中的に意識を向けることにより、それまで行っていた行為や思考を一時的に忘れさせる効果があります。今まででやっていたことと全く種類の違う行いや、思考を欲する場合には特に効果的です。
例えば遊びから学習へ、休日あけの仕事始め、外勤仕ことから内勤仕事など瞬時での切り替えが必要な時、またはマイナス思考からの脱却など、様々な場面で利用できます。
また、スポーツでは攻守の切り替え、単純ミスによる精神的ダメージからの脱却、また短期的なスランプや長期的なスランプにも「リラックス」し「集中」することで良い時の状態の脳記憶をリアルに呼び戻します。
集中持続力を高める
人が何かを達成しようとするとき、必ず「集中力」と「集中持続力」が必要となります。
リストラに遭わないためには、パソコンを習得しなければならない!と真剣に考えるのは「集中力」があるからです。
しかしその困難なパソコンを習得していく継続的な意志の力は、「集中持続力」です。
残像メンタルトレーニングの最終的目的効果は「集中持続力」です。
脳の疲労度がチェックできます
脳が疲労しているときは、残像が見えている時間(残像持続力)が短く、逆に脳がエネルギー満杯の時は残像が見えている時間(残像持続力)が長いのです。
脳疲労を起こしている時、難解なものを与えるとストレス過多となり、作業効率は悪くなります。
学習だけでなくビジネス、スポーツの世界にも共通していえることなので、ぜひ仕事の前に自分の脳疲労をチェックしてみてください。
もっと詳しく知りたい方は01〜03の順でお読みください。
より残像メンタルトレーニングについて理解しやすくなります。